無知で相席に行くのは危険!?相席居酒屋と相席ラウンジの違いとは!?

空前の相席ブーム。

最近では相席居酒屋だけでなく、相席バーや相席ラウンジといった異なるコンセプトの相席を見かけるようになりました。

相席のシステムや料金、雰囲気など、ざっくりは知っていても相席バーと相席ラウンジがどのように異なるのか、特徴や料金、システムの違いを具体的に把握している方は少ないんじゃないでしょうか。

知識が曖昧なまま、適当に店舗に入ってしまうのは、非常に危険です!

私がこれまでに利用してきた相席店舗の中には、ホームページを綺麗に着飾り、お店の外装もこだわって作っているものの、いざ中に入ってみると、非常にチープな作りで人も殆どいない。また、相席した時間はほぼなかったのに、高額な料金を請求されたりと、ルールぎりぎりで営業している悪質な店舗は少なくありません。

どうせ利用するなら安全で良心的な相席店舗を利用してもらいたい!ということで、実際に相席店舗に足を運び、徹底的に調査・比較・検証してみました。

相席の種類

相席というと、相席屋(相席居酒屋)をイメージするかもしれませんが、最近では相席ラウンジや相席バーなど、様々なコンセプトの相席店舗が増えてきております。

  • 相席居酒屋
  • 相席バー・相席ラウンジ

これからそれぞれの特徴や料金体系ついて説明していきます。

相席居酒屋

相席居酒屋とは初対面の男女が相席をし、酒や食事とともに会話を楽しむための居酒屋になります。元々は株式会社セクションエイトという会社が2014年3月に東京の赤羽に「相席屋」1号店をオープンし、ものすごい勢いで全国展開を果たしたことで、一躍相席屋(相席)という名前が有名になりました。相席屋は全ての相席の先駆者的存在です。

何といってもここまで有名になった理由が、女性無料という形態です。

それまでは店舗側が用意する合コン形態は街コンが主流で女性の料金は安めではあるものの有料でした。この女性が無料という形態が爆発的にヒットし、男女を集める起爆剤になりました。

相席居酒屋「相席屋」の料金体系・料金システムは?

今回は相席屋をシステムを例に料金体系の説明をさせていただきます。

女性の場合


参照:https://aiseki-ya.com/for_lady/

こちらを見てわかる通り、女性の場合一部有料の食事はありますが、それ以外は全て無料となっております。

男性の場合


参照:https://aiseki-ya.com/for_men/

男性の場合は、

平日「1」時間利用した場合:約3,000円/人
平日「2」時間利用した場合:約6,000円/人
平日「3」時間利用した場合:約9,000円/人

週末「1」時間利用した場合:約3,600円/人
週末「2」時間利用した場合:約7,200円/人
週末「3」時間利用した場合:約10,800円/人

※こちらの料金は食べ飲み放題の料金になっております。

相席していない時は、基本的にはドリンク1杯500円、料理はそれぞれ実費になっていますが、一般的な居酒屋と変わらない料金設定になっているので、料金が想定よりも高額になってしまうという心配はないでしょう。

相席屋で席替え(チェンジ)したい場合は?

トイレに置いてある席替えカードを店員さんに渡すことで、簡単に席替え(チェンジ)をすることができます。また、席替えカードがなかったとしても、店員さんにチェンジの旨を伝えれば、容易にチェンジすることができます。

基本的には30分間はチェンジできないルールになっていますが、どうしても相席している異性がNGな場合は、その旨を店員に伝えれば、チェンジをしてくれる可能性は高いでしょう。

ただ、相席屋は時間制によるチェンジ形式ではないため、相席の相手が変わる場合は、確実にどちらかの異性がチェンジの依頼をしたことになります。

相手の心を痛める罪悪感から、チェンジがしにくい雰囲気はありますが、無理して相席している方がストレスが溜まるかと思いますので、気軽にチェンジをすることをオススメします。

相席屋の料理・飲み物について

相席屋の料理・飲み物は正直あまり良質な印象をうけません。フードに関しては、正直格安な居酒屋と同等のレベルで、飲食を楽しむことが目的なら、少し厳しい場所かもしれません。また、飲み物(場所によってはフードも)はセルフサービスになっているため、自身で取りにいかないといけません。

男女が一緒にお酒を作りに行く場合、二人っきりの空間ができますのでそれはそれでメリットではありますが、ドリンクの度に会話が中断されることを考えると、少し残念なポイントかもしれません。

まあ、そのことを理由に別のお店で飲み直すという提案がし易いので、良いきっかけでもあるかもしれませんね。

相席屋の店内の照明について

相席屋の店内は比較的明るい印象を受けます。20代前半の若い男女は暗いよりも明るい方が相手の顔がよく見えて良い印象を受けるかもしれませんが、男女ともに30代前後もしくはそれ以上となってくると、見えてほしくないシミやシワが際立って見えてしまいます。

店舗により照明の明暗はあるかと思いますが、男女の出会いの場において、照明が非常に明るい店舗には注意を払ったほうがよいかもしれません。意外に異性はファッションや清潔感以外にも、シミやシワといった細かい部分まで見ています。

相席居酒屋「相席屋」の特徴

こちらも相席屋を例に説明させて頂きますが、相席居酒屋「相席屋」は以下のような特徴があります。





参照:https://dime.jp/genre/382618/?first=1

相席屋の男女比

女性:男性
47:53

相席屋の年齢比率

【女性】
・20〜29歳 80%
・30〜39歳 18%
・その他   2%

【男性】
・20〜29歳 62%
・30〜39歳 33%
・その他     5%

相席屋の平均滞在時間

女性 132分

男性  82分

相席屋のリピート率

リピート率は全体の60%となっております。

相席屋に関しては正確なデータがありましたので、そのデータを元に検証してあります。利用者の男女比はほぼ5:5で、年齢比率に関しては女性の8割が20~29歳。それに対して、男性は6割が20~29歳、3割が30~39歳となっております。平均滞在時間は女性が132分に対して男性は82分となっており、女性の滞在時間の方が長くなっております。おそらく女性は無料で男性は有料というところから、自然に女性の方が滞在時間が長くなっているのでしょう。

相席屋の注意事項・特徴

NGな服装(ドレスコード)がある
サンダル、ジャージ、作業着などは入店することができません。

同性2名以上でないと入店できない
1名で利用することはできません。

相席居酒屋「相席屋」のまとめ

服装の制限や人数の制限、飲食がセルフサービスという若干利用し辛い点はありますが、相席初心者でとりあえずお金をかけずに相席を経験したいという方にはオススメです。

出会いよりも無料での飲食を目的にしている女性が多かったり、チェンジも頻繁に行われるということから、一緒に連れて行く友人はできる限り容姿が整っている方やコミュ力が高く話が面白い方を連れて行くとよいでしょう。

以前は店舗数も少なく連日長蛇の列で、利用するためには1,2時間待つのは当たり前だったのですが、最近は店舗数も増え、殆ど並ばなくても入れるようになりました。

日々サービス充実しているため、今後の相席屋の展開に期待です。

相席バー・相席ラウンジ

最近よく話題にあがるのが相席ラウンジといわれる相席になります。相席バーと相席ラウンジの明確な違いはありませんが、最近は相席ラウンジを謳っている店舗が多くなっている印象です。

相席ラウンジとは多額のお金をかけたゴージャスな内装に、男女比や混雑状況をリアルタイムにネット上で確認できるシステム。セルフサービスは一切なく、オーダすればお酒も料理も全て持ってきてくれます。相席のシステムや集客に力を入れているだけでなく、料理の味一つをとっても非常に拘っていることがわかります。

相席ラウンジ中でも有名なのが「オリエンタルラウンジ」と「JIS」というグループでしょうか。

両グループ共に全国的に店舗展開をしており、連日多くの方で賑わっています。

相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」の料金体系・料金システムは?

ここでは「オリエンタルラウンジ」を例に説明していきます。

まずはこちらの表をご覧ください。

料金プラン

料金プラン説明
参照元:http://shinjuku.oriental-lounge.com/system/index.php

こちらからわかる通り、LINE登録をすれば女性は全て無料で利用する事ができます。もちろん相席している時、していない時に関わらず無料です。また、22時まで女性は料理も1人2品までは無料で提供してくれます。
※時期や店舗により食事無料のサービスは中止になる可能性があります。

女性にとってはこの上ないサービスですね。

男性に関しては、以下のような料金体系になります。

チャージ料:500円
LINE会員登録でチャージ無料
相席してない時:200円/10分
相席時(平日):600円/10分(3,600円/時)
相席時(金土祝前日):700円/10分(4,200円/時)

平日「1」時間利用した場合:約4,100円/人(チャージ料込み)
平日「2」時間利用した場合:約7,700円/人(チャージ料込み)
平日「3」時間利用した場合:約11,300円/人(チャージ料込み)

週末「1」時間利用した場合:約4,700円/人(チャージ料込み)
週末「2」時間利用した場合:約8,900円/人(チャージ料込み)
週末「3」時間利用した場合:約13,100円/人(チャージ料込み)

相席をしていなければ10分200円になりますが、上記はオールタイム女性と相席した値段で算出しています。※食事代は別途料金がかかりますので、ご注意ください。

こちらから分かる通り、2時間利用しても1万円出せばお釣りが出ます。

相席屋と比較すると割高感はありますが、高級ラウンジの雰囲気で女性と相席を楽しむことができるので、キャバクラやガールズバーと比較すると遥かにリーズナブルですよね?

オリエンタルランジで席替え(チェンジ)したい場合は?

トイレに行くついでに、店員に声をかけチェンジの旨を伝えてみてください。簡単に席替えすることができます。また、入店時に時間が経てば席替えがある旨が伝えられているため、チェンジをしたとしても、故意によるチェンジなのか時間が経過したことによるチェンジなのかわかりません。よって、故意にチェンジをしたとしても気まずい空気にならずにスムーズにチェンジをすることができます。この点相席屋と比較すると、嬉しいポイントですね。

オリエンタルラウンジの料理・飲み物について

食べ物や飲み物はパットでオーダーする形になっており、オーダーすれば全て店員さんが運んできてくれます。相席屋のようにセフル形式ではないため、手間はかかりません。飲み物がセルフでないのは、会話が中断されることもないので、嬉しいポイントですね。

ただ、混雑時にはオーダーに結構な時間がかかることがあるので、その点は頭に入れておかないといけません。飲みきりでしか注文できないということはないので、飲むペースが早い方は、2,3杯まとめてオーダーしておくとよいですよ。

オリエンタルラウンジの店内の照明について

オリエンタルラウンジの店内に入れば、照明に拘っているのがすぐにわかります。コンセプトがラウンジなので、照明が非常におしゃれな空間を演出しています。男性であればラウンジやキャバクラを利用したことがあるかもしれませんが、店内の雰囲気は高級ラウンジにかなり近い感じです。

明るい空間よりは薄暗いほうが少し落ち着いた雰囲気にもなりますし、相手の顔が見えにくい方が、シミやシワも目立たず若々しく見えます。そのような効果がある店舗なので、男女が初めて出会う場としては、悪くないんじゃないでしょうか。

相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」の特徴

相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」は以下のような特徴があります。

オリエンタルラウンジの男女比

【時間】 女性:男性
18~19時     7   :   3
19~20時     8   :   2
20~21時     6   :   4
21~22時     5   :   5
22~23時     4   :   6
23~24時     4   :   6
24~1時       4   :   6
1~2時       4   :   6

※通った感覚での数値なので、実際には多少異なります。
また、曜日や時期によって状況は異なりますので、ご了承ください。

オリエンタルランジの年齢比率

【女性】
・20〜29歳 85%
・30〜39歳 13%
・その他   2%

【男性】
・20〜29歳 48%
・30〜39歳 35%
・40〜49歳 15%
・その他    2%

※通った感覚での数値なので、実際の状況とは異なります。
また、曜日や時期によって状況は異なりますので、ご了承ください。

私が利用した感じ、どの曜日をとっても女性客の方が男性客より圧倒的に多いです。18時の開店直後から、急激に女性が増え始め20時を過ぎたころから並び始める印象です。女性の場合、スムーズに相席したければ20時までに入店した方が賢明でしょう。そうしないとかなり待ちの時間がでる印象です。

ちなみに、常に女性の割合が多いというわけではありません。私の感覚ですが、女性の割合が多いのは18~21時までの時間帯です。特に20時前から急激に増加し、20~21時頃にピークを迎える印象です。そこから22時頃にかけて男女の割合が平らになり、22時を過ぎるころには男女が逆転するといった印象です。

チェンジを繰り返し複数人と相席をしたい場合は、女性は22時以降に。

男性は18~21時に利用するとスムーズにチェンジすることができるでしょう。

オリエンタルランジの注意事項・特徴

NGな服装
特にNGな服装はありません。ただ、男女共に清潔感の高い方が多いため、しっかり正装していったほうが無難でしょう。スウェット、ジャージ、作業着などは控えられた方が賢明でしょう。

1名で利用可能
オリエンタルランジは相席屋とは違い、1名での利用もすることができます。ただ、1名で利用している方の多くが男女共に特徴的な人が多い印象です。どうしても1名で利用したい方は止めませんが、ただ1:1が好きという方ならカウンター席に2:2で利用するとよいでしょう。自然に1:1になります。また、男女ともにビジュアルのクオリティがあがるため、オススメですよ。

相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」のまとめ

オリエンタルラウンジのような相席ラウンジは現在の相席系の最先端をいっている店舗のように思います。これまでのチープな居酒屋のイメージを払拭し、内装に高額な予算を投下し、高級ラウンジの雰囲気を作り上げております。飲食に関しても全てパットによる注文で、セルフサービスは一切ありません。また、リアルタイムで正確に男女の人数も把握できるシステムに、個室などまで用意されており、接待にも利用することが可能です。

相席居酒屋と相席バー・相席ラウンジのまとめ

相席居酒屋「相席屋」と相席バー・相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」に関する情報を以下にわかりやすくまとめてみました。

 項目 相席屋 オリエンタルラウンジ
カテゴリー  居酒屋 ラウンジ
料金
チェンジ
飲食の質
セフルサービス ×
照明
利用者数
全国展開
待ち時間
一人での利用 ×

以上のような結果となりました。

相席屋が凄まじいスピード感で全国展開をしている中、オリエンタルラウンジは後発な分、様々な点でが差別化をはかってきているように思えます。

それぞれ今後の展開に期待です。

以上、相席のシステムや料金、雰囲気など、理解頂けたでしょうか。こちらを参考に今週末相席店舗を利用してみてはいかがでしょうか。

よろしければ、今後の励みになりますので、この記事を「いいね!」「シェア」「はてブ」等して頂き、少しでも多くの皆様の目に入るよう、ご協力頂けますと幸いです。

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