フラれたゆとり男子とフラれたゆとり男子を励ました男の結末…
最初に言っておきます。
今回はしょーもない話です(笑)というか半分以上は愚痴です。
MoteGuide.net編集部に寄せられた皆様の体験談の1つをご紹介します。
忙しい方は今、読まずに後読みしてください。
暇な方は他の暇潰しを優先してください。
割りと長いので(笑)
暇過ぎて、暇を潰せるものすらなくなった方は是非、ご覧ください!!
ちなみに、皆様の体験談は記事へのコメントより受け付けております。投稿しても、そのまま公開されることはありませんので安心して投稿してください。
僕さんから投稿された体験談・・・
ことの始まりは僕の後輩の中島が7年付き合っていた彼女にフラれたことでした。
同棲し、結婚の話もし、両親にも紹介し合っていた彼女のバースデーにサプライズで指輪を渡し、プロポーズをしたところ・・・
丁重にお断りされたんだそうです。
中島の絶望はわかります。絶対勝てるはずだった勝負に負けたのですから。しかも指輪購入済・・・かわいそうというよりも、悲惨という言葉の方がしっくりきます。
中島が振られてしまった理由は僕にはわかりませんし、今となっては知りたくもありませんが、これが、中島に訪れた悲劇であり、僕に訪れた悲劇の始まりでした。
中島を一言で言えば「真面目」。車が全く来ない横断歩道でも信号が青になるのを律儀に待つようなタイプの男です。
18歳の時から付き合った彼女と25歳になった今でも付き合っていました。その彼女にプロポーズしたら振られてしまったのです。
ショックなのもわかります。実際に職場でも明らかに元気がなく、目も虚ろ。仕事に集中できていないのは明らかでした。
僕は職場で明らかに様子が変だった中島を飲みに誘いました。中島とはこれまでにも何度か2人で飲んだことはありましたし、中島の異変は誰が見ても分かる程だったので、ここまでは先輩として自然な流れだったと思います。
突如、訪れたカミングアウト
最初は他愛もない話をしていたのですが、突然、中島が・・・
「先輩!実は俺、彼女と別れました。」
と、カミングアウト。
最初は「彼女と別れただけか…」と思っていた僕でしたが、話を聞いていくと冒頭のような悲惨な状況が明らかになってきました。
想像していたよりも悲惨な状況に正直、コメントに困りました。それでも「頑張れよ」・「元気出せよ」・「新しい彼女探そうぜ」と在り来りな言葉を並べてはいたのですが、中島には何も響いていない様子。
それでも同じようなやり取りを2時間は繰り返したでしょうか。正直、面倒になっていた僕は「キャバクラに連れてってやるから全部忘れろよ!」と言いました。
18歳から7年間、彼女と付き合っていた真面目な中島がキャバクラに行ったことが無いのは知っていました。
僕も頻繁にキャバクラに行っている訳ではないですが、中島を励ますのに疲れていたので、多少出費は増えたとしても、今の状況が終わる方が良いと判断しました。
キャバクラを知らない中島はそんなに興味がありそうな感じでもありませんでしたが、面倒だったので半ば強引に連れ出しました。
キャバクラで豹変した中島
キャバクラに行き、席で待っている間も元気の無い中島。しかし、女性が隣に付くと徐々に中島の様子が変わってきます。
中島を連れて行ったキャバクラは普通のキャバクラなのですが、露出度高めの女性が密着して接客してくれる穴場的な僕のとっておきのキャバクラでした。
初めてのキャバクラで明らかにテンションが高くなる中島。
元気を出すどころか、こんなにハイテンションな中島はこれまでに見たことがない位です。
しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
早々にワンタイム終了のお知らせが…。
僕も後輩をキャバクラに連れて行ってワンタイムで帰るようなつまらない男ではありません。
当然の延長。それなりの金額になりますが、中島も満足してくれるでしょう。
完全に彼女にフラれたショックは無くなった様子の中島。ハイテンションが続きます。
そして、延長も残り10分位になった頃でしょうか。中島に付いていたキャバ嬢が他の卓に呼ばれました。
残り時間が短いのは中島も知っていたことでしょう。当然、断ると思っていたのですが・・・
僕:えぇぇぇっ??????(心の声)
キャバクラ初心者の中島はキャバクラの仕組みを全く理解していなかったのです。
皆さん、ご存知の通り、女「いたい」→男「いいよ」は場内指名を意味します。
無知で優しい中島は自然な流れで女の子を場内指名してしまったのです。
残り10分で・・・
さらに女の子の攻勢は続きます。
お決まりのドリンクおねだりです。これも無知な中島は・・・
結局、中島は自然な流れで女の子にドリンクまでご馳走することに。
確かに、女「飲みたい」→男「飲みなよ」は優しい中島にとっては当たり前のことなのでしょう。
しかし、それらが全て別料金だということを全く理解していません。
さらに、ドリンクと一緒にまさかの延長確認。
満タンのドリンクが目の前とハイテンションの中島。とても「帰る」と言える雰囲気ではありません。
抵抗することもできずに2度目の延長が決まりました。
楽しむ中島。僕はというと所持金が足りるか心配になってきました。
とりあえずトイレに行って残金を確認。ギリギリ足りそうだったので一安心して席に戻ると・・・
見知らぬボトルが!!!!
僕:どうしたの?
僕が中島の方を見ると・・・
これまで後輩の前だからと我慢してお金の話は一切していなかった僕ですが、我慢できずにキャバ嬢に聞いてしまいました。
僕:これいくらするの?
返ってきた答えは・・・
3万円!
高いとは思いませんでした。有名なシャンパンでしたから。そんなもんだろうなとは思っていました。
しかし、中島は全く想定外だったよう。明らかに動揺しています。
僕:気にするなよ!でも、1本だけだぞ!
とこれ以上オーダーしないように釘を刺しつつ、中島をフォローします。
中島はそれで安心したのか、そこからは何もなかったかのようにまたキャバ嬢と楽しんでいました。
さぁいよいよ会計の時です。
気になる会計額は・・・
102,000円。
能天気な中島は・・・
と、伝票を覗き込んだ瞬間から気まずそうに無言でいます。
中島がそんな大金を持っていないのはわかっています。しかし、僕も最後の延長をした時点でお財布の中身がギリギリだったのでお金が足りません。
仕方ないので、クレジットカードで払おうとしたところ・・・
会計額は一言で117,300円に跳ね上がりました。
全然よろしくないですが、現金が足りないので僕に選択権はありません。
そして、まさかですが、僕が会計をしている間に中島は自分が指名した女の子ではなく、僕に付いていた女の子とLINE交換を始めたのです。
知らなかったで済む話ではないでしょう。
絶対に切れない領収書を念のため、受け取り、僕と中島はお店を出ました。
お店を出て中島の第一声は・・・
そこはご馳走様でしただろぉぉぉぉ。この第一声には怒りを覚えました。
そっかぁ。
と、そっけなく答えたものの、明らかに何かを待っている様子の中島。
朝まで付き合えということなのか、タクシー代を期待しているのか。
朝まで飲む元気など一切残っていない僕は、細かいお金も無かったので中島にタクシー代として1万円を渡し帰らせたのでした。
中島の家まではタクシーで3,000円程度の距離ですが、翌日にお釣りを持って来ることもなく、ありがとうございますも無し、ご馳走様でしたも無し。
「ゆとり」という言葉は良く耳にしますが、まさか自分が経験するとは・・・。
正直、今では中島を飲みに連れて行ったことに後悔しかありません。
僕はどこで間違えたのでしょうか。
飲みに誘ったことが間違いなのでしょうか。
中島をキャバクラに連れて行ったことが間違いなのでしょうか。
キャバクラの仕組みを教えなかったことが間違いなのでしょうか。
キャバクラで延長してしまったことが間違いなのでしょうか。
正直、もうわかりません。
中島もつまらなそうにしていた様子は無く、喜んでいたとは思います。
ゆとりくんとの接し方はこんなものなのでしょうか。僕が我慢しなければいけないのでしょうか。
10万円を超えるクレジットカードの請求は嫁にバレてしまい、嫁は今でも激怒しています。
後輩を連れて行ったと言っても理解されません。(ここに関しては金額的にも仕方ないことだと思っています。)
MoteGuide.netの編集部さんにどうすれば良かったのか、アドバイスを頂きたいです。
よろしくお願いします。
MoteGuide.net編集部総評
中島さんを慰めていた僕さんに訪れた悲惨な状況。既婚者にとって10万円の出費は痛いですからね。気持ちはお察し致します。
また、僕さんは10万円の出費よりも御礼が一言も無いことの方がショックだったのでしょう。
「ゆとり」という言葉で一括りにするのはどうかと思いますが、中島さんの対応は「ちょっと酷いなぁ」と思ってしまいます。
確かに自分が僕さんの立場だったら許せないと思うでしょう。
とりあえず、中島さんにはMoteGuide.netで以前に紹介したタップル誕生でも使って、新しい恋を探してもらうとして・・・問題は僕さんです!!
我々編集部だけのアドバイスより、皆様からのアドバイスの方が良いでしょう!
MoteGuide.net編集部では、僕さんへの「ご意見」「コメント」「アドバイス」「励ましの言葉」etcを募集します!!
皆様、ご協力よろしくお願いします。
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